タイトル | 龍が如く 維新!極 |
対応機種 | PS5/PS4/Xbox X・S/Xbox one/steam |
ジャンル | アクションアドベンチャー |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | 2023年2月22日 |
CERO | CERO D(17歳以上) |
『龍が如く 維新!極』をプレイし15時間ほど経過したので、ここでプレイ評価や感想を書いて行きたいと思います。
初めに簡単な評価を言わせていただくと、
龍が如くシリーズらしい人間ドラマと、それらを引き立たせる有名人を起用したキャスティングがいいです。
また、実際の歴史との関係を重ね合わせつつ、ところどころギャグも交えるゲーム性のバランスも人によっては高印象になると思います。
ギャグ要素を入れることによって、真面目になりすぎない印象をあたえているように思います。
このあたりのさじ加減が『龍が如く』らしくもあり、シリーズ通しての面白さを感じるものとなっています。
私が言うまでもないですが、龍が如くシリーズは人気作であり、
これまでの作品でもナンバリングタイトルやスピンオフ作品も数多くあります。
また近日、「龍が如く外伝 名を消した男」が2023年11月9日に「龍が如く8」が2024年1月26日に発売予定と目が離せないシリーズですね。
人気シリーズといったものの、恥ずかしながら龍が如くシリーズはPS2版の1と2、
近年発売した龍が如く7以外はプレイしたことがありません。
今回書かせていただく作品は2014年2月22日に発売した「龍が如く 維新」をフルリメイクしたものとなります。
よって原作未プレイのため比較はできません。
ストーリー
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/10/沖田 真島.jpg)
龍が如くシリーズはストーリーは毎度定評があり、面白いものとなっています。
人間ドラマだったり、男気溢れるような内容が多い印象ですが、
今作の龍が如くでもストーリーには序盤プレイから惹きつけられるものを感じました。
他の龍が如くシリーズをプレイしたことがある方なら、今作でも龍が如くらしさを強く感じられるのでないかと思います。
中身についてはストーリーが魅力的な作品なので多くは語りませんが、
シリーズ通しての人気キャラや有名人を起用したキャスティングがまた見ていて楽しめるものとなっています。
地味ではありますが、メインストーリーの進行に関わるところについては、
しばらく何も入力しないで放置していると主人公が独り言のように次にやるべきことを話してくれたりします。
プレイ期間が開いたときなど、忘れたときにも思い出せるので助かります。
メインストーリー以外にもサブストーリーが街の各所にあり、
単発系のものではあるが、達成するとその町のエリアの評判などに関わってくるようなところもいい感じです。
中には町の人との絆を深めるものもあるので、見つけたら積極的にクリアしていきたいですね。
実際の歴史との重ね合わせが魅力的
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/10/新撰組 三番隊隊長.jpg)
私もすごく歴史に詳しいわけではないのですが、
それほど詳しくない人でも坂本龍馬という名くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか?
今作の主人公は坂本龍馬であり、新撰組の斎藤一としてストーリーが展開されていきます。
どちらも実際にいた異なる歴史上の人物であり、歴史とは異なる部分がありながらも、
周りの人物などは実際に関係のある人物が関わってきます。
坂本龍馬側では、武市半平太や中岡慎太郎。
新撰組側では、近藤勇や土方歳三と歴史の教科書で出てきたような人物です。
その他にも多くの歴史上の人物が登場し、
イベントや使われている店の名前など実際関係のあったものも多く、
このあたりは歴史を知っているほど楽しめるのではないかと感じます。
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/10/おりょう.jpg)
主人公の寝泊まりでお世話になっている寺田屋の看板娘である「おりょう」
私の記憶では坂本龍馬の妻は、おりょうであったはず、、
ストーリーが進めば、最後は結婚するかもしれない。
シランケド
グラフィックスやBGMなど
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/10/どんきほーて.jpg)
グラフィックスはPS5版での評価となります。
PS5版とフルリメイクされたこともあり、
特段美麗とはいいがたいが、グラフィックはいい具合で落ち着いていると思います。
特にイベントシーンなどでは人間の顔や表情の作りはよくできていると感じます。
また、街並みも昔ながらにアレンジされた「どん・きほーて」や、
うどん屋・すし屋など、龍が如くシリーズおなじみのリアルな店も面白いです。
このあたりは実際にプレイして食べている姿をみると、現実でも食べたくなります。
BGMに関しては、戦闘などのBGMやエフェクトはイマイチに感じます。
特に残る音楽もなく、エフェクトなどもあまりよくないです。
ただ、序盤でスキルもあまり習得しておらず、評価するには早計かもしれません。
ゲームプレイやシステム
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/10/覆面の男と戦闘画面.jpg)
先に気になったところについて書いていこうと思います。
そのあとシステムなどについて触れていきます。
ゲームをしていて気になったところは、戦闘アクション面に悪さが目立ちました。
初めに言いたいのはカメラワークが悪いです。
街中を移動するときはそこまで感じないのですが、
戦闘ではカメラワークが悪く、敵が捕らえにくいです。
ロックオンもなく、敵との距離感がつかみにくい印象を受けました。
また壁際になった場合は、カメラが埋もれるため主人公と敵がよくわからない状態になったりします。
他には攻撃されると硬直します。
そのため連撃は攻撃をもらい続けたり、相手の攻撃で倒れてからも起き上がるのにワンテンポかかります。
戦闘はテンポが悪く感じ、思ったよりもっさりしています。
戦闘面だけでなく全体的に慣性が残るような動きで、
動作と別の動作の間の切り替えが遅かったりします。
難易度設定
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/10/難易度選択.jpg)
難易度は以下の4段階に分かれています。
- 初級
- 中級
- 上級
- 達人
私は中級でプレイしていますが、ボス級の敵はちょっと強いです。
まだ序盤プレイ時点での評価のため慣れていないところもあるとは思います。
ですが、ゲームプレイとシステムのところでも触れた、
戦闘面がちょっと操作しにくいところがあるため難易度があがっているように感じます。
また、スキル等もほぼないに近いため、
スキルや技が多く使えるようになれば対処も可能になるかもしれません。
難易度はオプションで後からでも変更ができるので、
とりあえず自分の思ったところから始めても問題ありません。
備忘録(ガイド)と幕末辞典
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/10/ガイド.jpg)
操作やゲーム内の専門用語も備忘録(ガイド)があります。
特に戦闘スタイルの違いや使い方だったり、独自のシステムが読み返せるのはありがたいですね。
ガイドに加えて幕末辞典というものがあります。
ストーリー進行と同時に書き加えられていき、
勢力の関係図やそれぞれのキャラクターの内容などが見れたりします。
関係図はビジュアル的にもわかりやすくいいですね。
例えば、歴史を知らない人やうまく内容がつかめなかった人でも、
龍が如くのストーリー内容や世界観を理解しやすくなるので、これはいいポイントだと思います。
武器の作成や強化
![龍が如く維新 武器作成](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/10/装備の強化や作成.jpg)
龍が如くでは武器として刀と銃、防具は頭と胴の2か所づつ装備することができます。
装備は作成だったり店で購入したりでき、それぞれ強化も可能です。
強化には素材が必要で、素材は町のミニゲームや宝箱・敵からのドロップと色々なパターンが容易されています。
序盤では強化するための素材がなく、あまり進めることができないが、
後々、攻略には助けになるはずなので積極的に強化作成していきたい。
4つの型とスキル
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/10/スキル.jpg)
龍が如くでは、格闘・一刀・短銃・乱舞の大きく分けて4つの型から戦闘スタイルを選んで戦います。
この4つのスタイルは戦闘中いつでも切り替えることができ、
それぞれの型でスキルの成長が分けられています。
成長させるにはその戦闘スタイルの型を使用してバトルすると、
それぞれの戦闘スタイルにあった強化アイテムを得られる仕組み。
スタイルが多いのは楽しめる要素だと感じたが、正直使いにくいと感じた戦闘スタイルもあります。
また銃での戦闘は距離が大事であるが、
バトルモードに移行するときにある程度戦闘のフィールドが限定されてしまう。
場所によっては銃は活かせないことが多くと感じました。
町の評判と徳をあげるイベントやミニゲーム
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/10/徳をあげる.jpg)
サブイベントやミニゲームなどを通じて、町の評判や徳をあげることができます。
街中での人助けや、店での売買での絆・神社での参拝など、
いろんなところで徳を得ることができるので、探してみてください。
徳は交換してスキルやアイテムなどと交換
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/10/徳の交換.jpg)
徳はためると神社で交換することができます。
釣り竿などのアイテムや、ダッシュ機能強化などのスキル、
下記で説明するアナザーストーリーの拡張など項目は多いです。
街中で様々な活動をして徳をためていく面白さがあります。
行動からも徳を得る
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/10/ミッション的要素.jpg)
レベルに関わる経験値とは別に、徳を稼ぐことでゲーム内のコンテンツの解放などにつながります。
この徳は、人々との交流や街中で様々な行動をすることによっても得ることができます。
ミッション的な要素に近く、街中で何かしら活動をするといつの間にか徳を稼げるので、
このあたりはいいところだと感じました。
ミニゲームはかなり豊富
龍が如くでは、毎度ミニゲーム要素が豊富なのが1つの醍醐味となっています。
今作でも将棋や麻雀といったボードゲームや丁半博打・おいちょかぶ・ポーカー・お座敷遊びなど、
ここではすべて紹介できないほど用意されています。
中にはルールがわからない遊びあると思いますが、ちゃんとルール説明もありガイドも容易されています。
やっていくうちに覚えていけるので、この機に覚えて楽しむのがおすすめです。
上記で紹介した徳をためることもできたり、人間関係を深めたりゲーム内トロフィーにも関係があります。
勝てばお金やアイテムもたまったりする場合もあります。
攻略もかねて挑戦していくといいかもです。
全ては紹介できませんが、下記でミニゲームの一部に触れたいと思います。
カラオケ(歌声酒場)と日本舞踊
![龍が如く維新 カラオケ](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/10/カラオケ.jpg)
カラオケと日本舞踊は音ゲーのようなイメージのミニゲームです。
タイミングよくボタンを入力し、得点を競います。
太鼓の達人に近いです。
曲も数種類あり難易度も曲ごとにあるので、つい挑戦したくなってしまいます。
日本舞踊も同じようなリズムゲーのような感じです。
カラオケと違った形で、リズムよくボタン入力をするのですが、
私は日本舞踊のほうは難しく感じました。
競馬じゃなくて競鶏
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/10/鶏羽場.jpg)
競馬のような競鶏というミニゲーム。
個人的にも競馬が好きではあるのだが、馬が鶏になっただけで基本はあまりかわらない。
だが、予想は何を基準にしていいかよくわからず難しい。
だがなんとなく続けてしまう。
ただ実況が単純すぎるのがちょっと残念だった。
このクオリティの実況なら、レースっぽいBGMだけでよかったのではないかと思う。
ミニゲームと言えば釣り
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/10/釣りフナ.jpg)
釣りというミニゲームは他のゲームでもよくあることが多いですが、
今作の龍が如くでも釣りが楽しめます。
海と川の2種類で釣れる魚が大きく異なり、釣りポイントによってもつれやすい魚がありそうでした。
また、徳をためていい釣り竿がないと、いい魚はつれないようです。
息抜きや食材としての意味もあるので、ストーリーの途中などに釣り糸を垂らしてみるといいと思います。
アナザーライフ
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/10/畑の設定.jpg)
ストーリーを少し進めると、主人公の別宅としてアナザーライフというものが解禁されます。
ここでは畑で野菜を作ったり、食べ物を料理したりすることができます。
また、作った作物や釣った魚などを売りに出すことも可能です。
私はまだ手に入れたばかりで、ほとんどの要素を解禁させてないが、
ニワトリや、犬・猫なども飼ったりすることができるようでした。
ちょっとした生活シミレーション要素があってこれは面白そうだと感じます。
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/10/遥と別宅.jpg)
別宅では遥という女の子と一緒に生活することになります。
遥との絆を深めるイベントなどもあり、こだわって作られてそうなコンテンツに感じます。
フォトモード
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/10/フォトモード.jpg)
龍が如くではフォトモードが遊べます。
フォトモードでは文字が豊富に用意されているのが印象的でした。
それ以外にもスタンプ的なものがあったり、ポーズをとらせたりと思ったよりも自由度が高いです。
フォトモードで面白い写真やストーリーを持たせたような写真を考えついたら、撮って遊ぶことができると感じます。
まとめ
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/10/タイトルロゴ.jpg)
龍が如く維新!極の初見プレイ評価と感想を書かせていただきました。
やはりストーリーはひきつけるものがあり、高評価でした。
また、ミニゲームやその他の要素も豊富に用意されており、
メインストーリーそっちのけで、ついボードゲームで遊んだりしちゃいます。
その反面、戦闘面については個人的に爽快感や操作性を上げてほしかったと感じます。
後日クリアしました。
気になっていた戦闘面に難がありの評価になってしまいました。
良ければのぞいてくれると嬉しいです記事はこちら
個人的な話にはなってしまいますが、ゲーム機でいうとPS3やWill時代に全くといっていいほどゲームができなかったのが、
今思えば残念ですね。
龍が如くもプレイできていないナンバリングタイトルもリメイクなどを出してくれたら、
是非プレイしたいと思えるシリーズです。
みなさんも気になったら、プレイしてみるといいかもしれません。
龍が如く維新極みはPSストアセール対象によくなってる印象なので、
セールごとにチェックするとお得に手に入ると思います。
それではみなさんも一緒にゲームライフを楽しみましょう。