タイトル | 天穂のサクナヒメ |
対応機種 | PS4/switch/steam |
ジャンル | アクションRPG |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | 2020年11月20日 |
CERO | CERO B(12歳以上) |
天穂のサクナヒメをクリアしました。
クリア後の評価やクリア時間などを書いていきたいと思います。
クリア後の評価としては、初見評価でも感じた米作りを通してのシミレーションと、
アクション性がいいバランスになっており、
イベントもいいタイミングに差し込まれてきます。
サクナヒメの中身については、初見記事こちらでも触れています。
ゲーム全体的な評価も高く、かなり良作の部類に入ると思います。
天穂のサクナヒメのクリア時間
クリアにかかった時間は約34時間と30分でした。
ゲーム内年数で言えば16年目、稲の格は45まで上げることができました。
ボリュームもメインストーリークリアまでだとしても、少なくはないと感じます。
後述しますが、やり込み要素もあります。
それらを含めると十分なボリュームはあると思います。
また、プレイ中に感じたことですが、
プレイヤーがステージ攻略を目指したり、お米を作ったりしていると、
いい具合にイベントや次のやることが思い浮かんだりします。
さらに、1年のめぐりが早いこともあり、お米に対して次の工程を進めたり、
日々の作業しなくてはならず、全体的に暇がないような作りになっていると感じました。
逆にいうとちょっと忙しく、のんびりスローライフなシミレーションみたいにはなりません。
このあたりは人によっては、もう少し余裕というか、余白みたいなものがほしいと感じる人がいる気がします。
実際に私も四季のめぐり、ゲーム内時間の経過が早いと感じました。
特に午前中に米作りをやった後に、攻略ステージに向かっていると
ステージ内で夜になってしまうこともしばしばありました。
ストーリーについて
初見時ではストーリーに対して、そこまで感じるものはなかったのですが、
実際後半に差し掛かる頃には、なんだかんだでいいストーリーじゃないかと思わせる内容になっていました。
内容は詳しく触れませんが、サクナヒメもゲームプレイ初めのころとは変わり、
立派な豊穣伸としての風格が出てきます。
ちょっとうるっとくるような場面もあり、
サブストーリーを含めて楽しめるものとなっています。
イベントの塩梅がちょうどいい
クリア時間のところや冒頭でもいいましたが、イベントやクエストの頻度、タイミングが絶妙でした。
天穂のサクナヒメはアクションゲームではあるので、
決してイベントが多いというわけではないです。
多くはないのですが、ストーリーの進行やお米作りの進行などにあわせて、
いいタイミングでイベントやクエストが挟み込まれています。
これがまた、プレイヤーの次のやることや目標につながって、
何したらいいのかわからないと思わせない工夫を感じます。
このあたりは私も近年プレイした中で一番よかったと感じました。
よくあるパターンとしては、たくさんクエストやミッションがあり、
とりあえず全てクエストを受けて、やれる奴からやるような、一度に大量にあたえる感じではありません。
ステップアップして進んでいき、次はこれ、次はこれと、
そこまで難しい内容ではないものがちょこちょこ出てきます。
それらのクエスト達成に応じて、家の周りなどが充実してきたり、快適さが平行して進んでいくところは
素晴らしいできだったと感じます。
やり込み要素と引き継ぎについて
天穂のサクナヒメはストーリークリアをすると、
最後のステージクリア直前まで戻ることができます。
強くてニューゲームのようなものはなく、クリア直前に戻る感じです。
クリア後にやることのメインはアブラムシ退治と天返宮があります。
その他には
- ひたすら米作りでサクナヒメの強化
- 装備集め、装備強化
- 未達成の目標ミッションの達成
このあたりをメインの天返宮とアブラムシ退治と並行してやると、
ボリュームもあります。
天返宮とアブラムシ退治
天返宮は階層式になっており、5の倍数ごとに中継ポイントが設けられています。
ストーリー途中では、ある一定の階層までしか潜ることができませんが、
クリア後であれば最深部まで潜ることができます。
階層を進めば進むほど敵も強力になってくるので、エンドコンテンツと言えるでしょう。
一定の階層まで行くとレアな装備ももらえるので、挑戦してみるといいと思います。
深層部では、かなり敵も強力になってきます。
もう一つのやり込み要素のアブラムシ退治は、画像の真ん中にある樹木(神木)を狙う
アブラムシから守るというタワーディフェンスのようなミニゲームです。
下のゲージが樹木の体力にあたるものになります。
これがなくならないように。アブラムシたちを撃退していきます。
ミニゲームとは言いましたが、ボリュームもかなりあり、
第〇波といった形のウェーブ方式になっています。
進めば途中から始めることもでき、天返宮と同じく、
ここでしか手にはいらないアイテムもあるので、挑戦してみるといいと思います。
後半になると米作りの作業効率もアップ
クエストの達成やステージの進行具合によって、サクナヒメの住処がどんどん快適になっていきます。
最初は人の手作業であったものが、道具を使うようになり、動物を活かしたり、
水車などで自動にまで発展していきます。
これらゲームを通してではあるものの、米作りや昔の人の苦労を一部感じることができます。
現在では機械が発達しているので、中々わからないことも多いのですが、
ゲームの中でもこれらに触れられるところを含めて、ゲーム性としてすばらしいものだと感じました。
米作りのつくりこみがすばらしい+勉強にもなる
天穂のサクナヒメの醍醐味である米作りは、ここまでかと思わせるほどつくりこまれています。
合鴨農法を使ったり、肥し(肥料)を考えたり、
水の温度や水の入れ方までも考慮する必要があります。
もちろん病気や虫にやられたりもするので、
いい米や収穫量を増やすことを考えるとやることが多いです。
ここまでの作り込みは、逆に勉強になるほどのレベルだと感じました。
もし、サクナヒメをこれからプレイする人がいるなら、
ぜひ一度本気で米作りを考えてやってみてほしいです。
思ったようにいかないのが、また自然との闘いを感じますよ。
アクション性や難易度について
サクナヒメのアクションは操作的にはシンプルですが、
うまくやろうとすると奥深いものがあります。
敵が倒れると無敵時間が長いのがちょっと苦しい時もありますが、
逆に倒れないように浮かして連撃を加えたりと工夫ができます。
また、敵を吹き飛ばして敵同士をぶつけ合う、衝突を狙うのも重要テクニックです。
その他にも敵の攻撃を弾く『弾き』や、敵の能力低下などがあり、アクション性も大事です。
プレイヤーの操作も大切ですが、サクナヒメのステータスが最も難易度を左右すると私は感じたので、
米作りを続ければ、必ずクリアできる難易度だと思います。
毎年お米を作れば、サクナヒメのステータスがどんどん上がり強くなるので、プレイを続ければ続けるほど難易度は下がっていきます。
特に攻撃力と体力は重要ステータスだと感じます。
初見記事でも触れましたが、難易度と米作りがリンクしているシステムも高評価でした。
さいごに
天穂のサクナヒメをプレイするのが遅くなってしまいましたが、
私個人としても今回プレイすることができて、かなり満足でした。
アクションゲームが好きな人ならば、プレイ推奨の内容となっているので、
気になった方はぜひプレイしてみてください。
今ならベストプライス版でお得に購入もできます。
また、PSplusのゲームカタログ内にもありあますので、
気になったかったはダウンロードして触ってみてください。