タイトル | ペルソナ5 タクティカ |
対応機種 | PS4/PS5/switch/Xbox S|X/Xbon one/steam/windows |
ジャンル | シミューションRPG |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | 2023年11月17日 |
CERO | CERO C(15歳以上対象) |
ペルソナ5タクティカをクリアしたので、
クリア後の評価・感想をしたいと思います。
簡単な評価・感想を言わせていただくと、
ぺルソナ5SRPGとしてのスピンオフ作品といった印象が強く残りました。
王道のSRPGのような育成要素や、やり込み要素は少なく、
ストーリーやキャラ重視の作品になっていると思います。
ですが、ペルソナ5本編をプレイしていない方からすると、
キャラの愛着などはない状態からスタートするため、
評価は厳しくなるのではないかと思います。
(私自身ペルソナ5はプレイ済)
私の書いた初見記事こちらでも紹介したように、
まずは本編であるペルソナ5ロイヤルを是非プレイしていただきたいと思います。
![](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51vK3oQIIRL._SL160_.jpg)
ペルソナ5 ザ・ロイヤル – Switch
個人的ですが、今回ペルソナ5タクティカをプレイして、
再びペルソナ5をやりたくなりました。
また、今後期待されているアトラスの作品(ペルソナ3リロードやメタファーリファンタジオ)の
購買意欲が上がったことを考えると、ファンを引き付けるいい作品だったと感じます。
下記では詳しくペルソナ5タクティカについて触れていきたいと思います。
クリア時間とボリューム
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/11/クリア時間とレベル.jpg)
クリア時間は約26時間クリアレベルは81レベルでした。
ボリュームとしてはやや少ない印象です。
ストーリー以外にもクエストはすべて消化し、
リプレイもそれなりにやってこの時間でした。
悪魔合体もこだわりを持ってやるとそれなりに時間は必要ですが、
主人公たちのレべル以下の悪魔しか合体できません。
(悪魔にもレベルがあります)
強い悪魔を手に入れるためには、まず主人公たちのレベル上げをする必要がありますが、
初見記事でも触れましたが、リプレイの敵や配置が固定なため
一度クリアするとあまり面白みがないです。
ですがゲームシステム上、
敵のランダム配置は難易度のブレが大きく生じるでしょうから、
変更は難しいと思います。
引継ぎとクリア後要素
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/11/引継ぎ要素.jpg)
引継ぎ要素としては、
- ペルソナ全書
- 合体解禁状況
- 所持金
- 装備品
- プレイ時間
- REPORT
これらを引き継いで2週目をプレイできます。
正直この引継ぎは残念です。
クリア時間とボリュームのところでも書きましたが、
つよい悪魔は主人公たちのレベルに依存してます。
レベルの引継ぎと、スキルの引継ぎは欲しいところです。
2週目は強い悪魔とスキルをどんどん使ってプレイヤーもプレイしたいと思います。
レベルとスキルを引き継ぐかどうかは選択制にするか、
同じ難易度は引き継げるなど工夫は必要だったと私個人的には感じます。
このあたりはアップデートで変更していただきたい。
やり込み要素が少ない
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/11/武器の生成.jpg)
冒頭で書いた、周回による引継ぎ要素の不安点とリプレイ戦闘が固定配置の点をあげると、
やり込み要素が少ないです。
キャラの育成もストーリーと共にほぼ終わってしまいます。
なので、やるとしたら難易度を上げてプレイするのが一番楽しめるのではないかと思います。
また武器の強化生成ですが、ノーマル難易度では、
そこまで武器にこだわらなくても十分な火力がでるので、店売りで十分な印象を受けました。
そうはいっても、強い武器を作ると火力が上がるので、
作るに越したことはないです。
ストーリーについて
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/11/旗を掲げるエル.jpg)
ストーリーは全体の流れ、世界観共によかったです。
ネタバレをしない方向で書くので、内容には触れませんが、
ペルソナらしい内容とストーリー、キャラを活かしたクエストは高評価でした。
冒頭でも書きましたが、
ペルソナ5の本編をプレイした方であれば、キャラククターの個性なども知っているので、
楽しめるのではないかと思います。
今作ではデフォルメされたキャラクター、マスコット風な感じではあるものの、
プレイしていると馴染みも出てきてこれはこれでよかったです。
また、BGMもペルソナでは欠かせないものとなっています。
この世界観を出すBGMやデザインなど、
クオリティの高さはペルソナ5の人気を支えてると思います。
ただ今作、ボリュームがやや少ない点は少し引っかかる人がいるかもしれません。
時系列的にもペルソナ5プレイ推奨
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/11/真と春花魁.jpg)
何度も書いてますが、改めて見出し(目次)で取り上げさせていただくと、
ペルソナ5本編からプレイを強く推奨します。
時系列的にもペルソナ5クリア後の怪盗団を描いている内容になっています。
また、ペルソナ5本編のスピンオフ的な立ち位置に今作はなっている印象を受けたので、
本編プレイ後を強く推したいと思います。
クエストからストーリーの端々にキャラの特色も描かれているので、
本編で味わっていただけると一段と面白みが増すにちがいないです。
全体的なゲームシステムは高評価
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/11/行動禁止のギミック.jpg)
システム面やゲーム性は斬新なものを受けて高評価でした。
ゲーム性やシステムなどを詳しく知りたい方は初見記事よりお願いいたします。
細かい点を挙げると、スキルの属性があまり活かせてないところや、
育成面、キャラごとの特徴が薄いなどはあります。
ですが、ステージのギミックや敵を崩していく感覚は一定の面白さを感じました。
しかし、個人的に好みという気もします。
プレイヤー個人の好みがすごく出そうなところです。
タクティクス系やストラテジー系のゲームは、
好みがはっきり出るタイプのゲームジャンルだと私自身も考えています。
もし初心者の方が購入・プレイを検討している方がいるならば、
このあたりを考慮したほうがいいかもしれません。
総攻撃(トライバングル)に依存しがち
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/12/トライバングル.jpg)
戦略的な手順を考えキャラを動かす楽しみがある中で、
総攻撃(トライバングル)をいかに有効に出せるかが大きなポイントとなっています。
その反面、どのキャラでも総攻撃(トライバングル)は発動できるため、
1MORE(再行動)がとりやすいキャラが優遇になりがちに感じました。
また、どのキャラでも差がないといった印象です。
私個人の意見を言わせていただくと、移動力を上げられたり射程距離がある武器を持てるキャラ、
風・核熱・念動スキルが使用できると敵の誘導はしやすいです。
また、喜多川はマハスクカジャオートが使えるのはかなり便利キャラだと思います。
持続ターンを上げればさらに便利です。
ですが、どのキャラでも攻略には問題ないので、
好きなキャラを使用するのが一番だと思います。
他に気になったところ
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/12/ユキと真とモルガナ.jpg)
SRPGにどのような要素を求めるのかという部分にもかかわりがありますが、
私個人としては育成要素はもっと欲しかったと感じています。
この点は冒頭などでも触れたように、攻略上のキャラの特色が薄いです。
ある程度お気に入りキャラを育てたりする面白みがないと、
どのキャラでも代わり映えがなくなってしまっています。
ペルソナ5らしいシステム(1MORE)などと中々マッチしないところはあるのかと感じますが、
育成面はやり込み要素としても是非考えてほしい部分だと思います。
もう一点を挙げると、少しネタバレになってしまいますが、
後半今まで攻略してきたステージが何度か続くところです。
敵は一段階強くなってると思いますが、
基本同じ攻略法なのでリプレイをしている気分になりました。
悪い意味だと手抜きを感じてしまい残念です。
さいごに
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/11/ラヴェンツァと列車.jpg)
ペルソナ5タクティカのクリア後評価・感想をさせていただきました。
ペルソナ5本編をプレイした私にとっては、しばらく心の怪盗団と離れていたため、
懐かしい感じと共に、ペルソナ5を再度プレイしたい気持ちにさせた良作だと感じました。
また、これから発売されるアトラスの新作の購買意欲も高めた作品であったと思います。
ですが、ペルソナ5をプレイしたことがない方や、
好みが分かれるゲーム性システムかなと感じます。
贅沢を言えば、育成面やステージのバリエーション・ランダム要素などのやり込みを加えた、
全体的なボリュームがあればかなりの高評価だったと感じます。
ペルソナファンであればプレイしてみてもいい作品かなと思いますので、
気になった方はプレイしてみてください。
それではみなさま良きゲームライフを(・ω・)/