タイトル | THYMESIA |
対応機種 | PS5 |
ジャンル | アクションRPG |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | 2022年8月19日 |
CERO | CREO D(17歳以上) |
ティメジアをプレイしクリアしたので評価レビューをします。
ダークファンタジーな作りでソウルライクを基本とし、
近年のソウルライクや死にゲーと言われるジャンルの王道というべき中身だったと思います。
アクション性も高く、難易度もやや高めだった印象を受けました。
私個人評価を先に行ってしまうと、ボリュームが少ないというところが一つの欠点だったと思います。
また、ボリュームが少ないため全体的に簡素なシステムになってしまったところは残念でした。
フルプライスではないので、贅沢かもしれません。
ですが、もちろん良いところもあり、
特にアクション性は非常によかったです。
中身については下記で触れていきたいと思います。
ストーリー
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/08/拠点ホーム.jpg)
ストーリーに関しては、正直あまりわかっていません。
(ゴメンナサイ)
テキストばかりで読み切れませんでした。
ティメジアはボイスなどがなく、基本すべてテキストです。
道中とれるアイテムもテキストで、イベントシーンなどほぼないです。
ただそれでもわかっていることは、
疫病が蔓延し町が疫病に侵されています。
疫病を治す薬みたいなものがあるみたいですが、
それがよくわかりません。
その重要な何かを知っているのか、している主人公が
ゲーム冒頭に記憶をなくしています。
その記憶を思い出しながら進めていくストーリです。
また、主人公は疫病に免疫があるみたいなので、
主人公が薬の手がかりのキーになってるのかと思います。
道中にいるエメラルド
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/08/エメラルド.jpg)
道中にいるエメラルドという人物が何か知っていそうなのですが、
こちらが、キーアイテムを渡さない限り何も話してくれません。
それらを集めると何かわかってくる気がします。
クエスト方式でクエストごとのステージ
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/08/サブクエスト-1.jpg)
ティメジアでは拠点からクエストを選び、ステージごとにマップが異なります。
メイン以外にもサブクエストがあり、
行ける場所が少し変わったり、マップに少し変化があります。
サブクエストもボスがいて、ボスも良ボスが多いです。
大型系ボスはちょっといらないかなと思います。
メインだけを進めてクリアはできると思いますが、
サブクエストに行くと薬の強化素材など手に入るのでクリアすることをおすすめします。
グラフィックスやBGMについて
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/08/根の底の巨人.jpg)
グラフィックやゲームのデザインは、ダークファンタジーを強く感じるものとなっています。
操作画面もPS5ということもあり、美しい映像の中でプレイすることができます。
数々のソウルライクゲームをやってきた人なら、すんなり受け入れられると思います。
ここは評価すべきポイントです。
あと私が気になるだけかもしれませんが、
BGMはボス戦だけめちゃくちゃうるさいです。
道中静かな雰囲気が多いですが、ボスのBGMだけ大きいです。
私はオプションでBGMの音量を下げました。
マスターボリュームが大きいのではなく、
単純に戦闘BGMが大きすぎるのだと思います。
フィニッシュの演出は良い
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/08/フィニッシュの演出.jpg)
ボス戦と中ボス的な敵を倒す時にはフィニッシュの演出が入ります。
これは見ていてよかったと思います。
特に苦戦したボスなんかだと気持ちが入るんじゃないでしょうか。
難易度について
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/08/ゲームオーバー画面.jpg)
難易度はもちろん簡単ではないですが、難しすぎるってこともないと思います。
理由は道中はそこまで難しくないと私は思っています。
また、ゲーム性崩壊かもしれませんが、
道中走り抜けても進めます。
次の篝火(チェックポイント)まで走り抜けたりできますし、
一回ざっくり回って、どこに何があるのかアイテム回収しながらでもなんとかなります。
敵もそこまでしつこく追ってこないので、やりようは十分にある道中だと思います。
敵の強さは4段階
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/08/オーダ.jpg)
敵がボス、中ボス、強敵、雑魚みたいな4段階くらいで分かれています。
ボスはもちろん強いので、一筋縄ではいかないです。
ほとんどの人はここで詰まるのではないかと思います。
その他の雑魚はまず負けないくらいの強さです。
複数に囲まれたりしない限り、ゴリ押せるので大丈夫だと思います。
強敵はちょっと体に疫病に感染している(クリスタルや草みたいに見える寄生虫)が生えている敵です。
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/08/強敵との戦闘.jpg)
わかりづらい画像ですが、緑の草みたいなものが生えています。
強敵と私が言いましたが、さほど強くないです。
ただ、ゴリ押しでも勝てない場合があります。
もちろん油断してると死にます。
問題は中ボスですが、見た目は強敵と呼んだ奴に似てるやつや、
他と風貌が違うやつが中ボスです。
先ほどの強敵とは明らかに体力と攻撃力が違います。
ただし、こいつらは篝火(チェックポイント)に戻って回復しても復活しません。
(なので中ボスと命名しました)
中ボスと呼んでるこいつらが復活してたら道中も結構厳しかったと思います。
中ボスを倒さないと先に進むための鍵などが手に入らないので、
道中はこの中ボスを倒すのがメインになります。
ゲームシステムやアクションについて
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/08/篝火メニュー.jpg)
ゲームのコアであるアクションやシステム面について項目づつ触れていきたいと思います。
ソウルライクゲームの王道な路線ですので、
基本はほぼ一緒です。
レベルとステ振り
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/08/ステ振り.jpg)
レベルアップによってステ振りができます。
ただステ振りは筋力・生命力・術力の3つしかありません。
このあたりは少なく感じます。
ただ、ボリュームが少ないため、
項目が多くても活かしきれなかったのかと思います。
ステータスの振り直しもできる
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/08/ステ振り直し.jpg)
ステータスも振り直しができる。
初期化と書いてあるが、実際はレベルアップに必要な記憶の欠片は戻ってくる。
レベルが下がる分、スキルも振り直しになるのでちょっとめんどくさい。
ここはステータスの変更だけにしてほしかったと思う。
スキルは何度も付け替えできるので。。
回復薬は3種類
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/08/回復薬と種類.jpg)
回復薬は3種類あります。
通常薬から、持続薬、速効薬などです。
使用感が異なる3種で、
ステージやボスに合わせて変えていけるところはいいところでした。
基本は通常薬でいいと思いますが、
敵の攻撃が激しい敵には速効薬(回復するためのモーションが短い)など役に立つかと思います。
回復薬の種類に加えて、
携帯数の増加や回復量強化、薬に素材を入れてパワーアップすることができるのは面白いと思いました。
単純に回復量をプラスしてくれるものや、被ダメージを軽減効果を付与してくれるものなどあります。
スキル技能はツリー式
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/08/技能スキル.jpg)
スキルや技能はツリー式になっています。
派生先も片方しか進むことができず、
プレイヤーのスタイルに合わせて進む方向を取得していきます。
スキルは一度取得しても、何度も付け替えることができるので、
とりあえずスキルポイントが手に入ったら使えそうなものを選んで取得していくといいと思います。
スキル獲得画面に説明が書いてあるので、
それを読んでどちらがいいか決めていくような感じです。
派生の印象をいうと攻撃型か防御型かといった印象でした。
疫病というシステムは面白い
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/08/疫術.jpg)
ティメジアには疫病というシステムがあります。
他のゲームでいうと特技に近いです。
これらを強化することもできたり、
付け替えたりすることができます。
強化素材はその疫病を持っている敵からしか手に入らないので、
その敵を倒したりする必要があります。
ちなみに私の一番のおすすめは鎌です。
もしプレイしたら使ってみてください。
敵のゲージは2重構造
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/08/敵のゲージ.jpg)
敵のゲージは白ゲージの下に緑のゲージがあります。
うまく説明するのが難しいですが、
白ゲージを削ることで緑ゲージが露出し、緑ゲージを削ることができます。
白ゲージは攻撃を加えなかったり、しばらくすると緑ゲージのある分まで回復します。
なので、じり貧の攻撃やヒット&アウェイなどは戦闘が長引くようになっています。
また、敵の攻撃をジャストガード(パリィ)することでもこのゲージを削ることがきます。
ちょっとこのあたりのシステムはSEKIROに似ていますね。
また、ゲージも白ゲージを削りやすい攻撃と、緑ゲージを削りやすい攻撃とあるので、
その2つの使い分けが大事になります。
このシステムだと、攻め続けることが大事になってきます。
道中の敵の配置に甘さがある
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/08/梯子の上の敵.jpg)
画像はハシゴの上にいる敵です。
梯子に上った瞬間に攻撃されます。
そしてハシゴしたに落ちます。
(落下ダメージはない)
逆走は想定されていない作りなのかもしれませんが、
これは配置ミスです。
何度か登ってると抜けられたり、ダメージを喰らいながら倒せますが、
いい配置とは言えないと思います。
チェックポイントとなるところや、
ステージを逆走した時にこういう状況になりました。
ボスについて
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/08/ウルド.jpg)
ティメジアのボスはどちらかというと素直なボスが多いです。
モーションを掴んでパリィして、敵のクリティカル攻撃を主人公の特殊な羽で止めるなど
基本的な死にゲーのシステムが取られていると思います。
上部(敵の強さは4段階の項目)で画像を載せた(シルクハットと仮面をつけた)男が最初のボスのオーダというボスです。
このオーダに勝てれば、タイミングやモーションは違うものの他のボスも同じパターンです。
私のやり方をいうと、ボスの攻撃は基本すべてジャストガードします。
クリティカルだけ止めるか回避します。
(スキルでクリティカルもジャスガできるようになります)
ジャストガードでパリィを決めていると、
勝手に白ゲージが削れるので緑ゲージを削りやすい(爪)攻撃を当てていく戦法です。
なので爪攻撃ばかり後半ステを振ってましたw
操作が不安でもチュートリアルと見返す機能がある
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/08/チュートリアル.jpg)
私も一度聞いてもわすれちゃうので、チュートリアルの見返しはあると嬉しいですね。
もちろん最初にチュートリアルはあります。
このあたりは私と同じ忘れちゃう人や、アクションゲームに慣れてない人
これから死にゲーに挑戦したい人にはうれしいかと思います。
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/08/チュートリアル見返し.jpg)
スキル獲得画面と見返し画面についている説明上の動画は、
ビジュアル的にもわかりやすくていいと思いました。
クリア時間とクリアステータス
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/08/クリア時ステ.jpg)
クリア時間は14時間、クリアレベルは31レベルでした。
特段高いわけでもないと思います。
ステータスの内訳は、筋力10、生命力6、術力17でしたが、
各ステータス10から疫術の追加効果が出たりするので、
よく使う・気に入った疫術のステータスを優先的にあげるものありかと思います。
私は爪攻撃力を上げたかったので、術力に多く降っていました。
時間に関しては、メインクエストとサブクエストをすべてクリアしてのボリュームです。
ボリュームに関してはやはり少ないと思います。
アクション性は高評価だっただけに、もうちょっとボリュームがほしかったのは否めません。
まとめ
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/08/ティメジアロゴ-1.jpg)
短時間でさくっと遊べるソウルライクゲームを探しているならティメジアは良いと思います。
私個人としてはボリュームはもうちょっとほしかっただけに、
このあたりは残念評価となりました。
ただお手ごろな値段に求めすぎてるかもしないですね。
アクションやシステムに関しては良かったと思います。
特にボスはいい敵が多かった印象です。
バリエーションがもっとあればと思うところもありますが、
基本的なことを教えてくれる良ボスかなと感じます。
連休前やちょっと時間がある時に向いているゲームかなと思います。
ステージごとに区切られているので、プレイのやめ時も見つけやすいです。
また、プレイステーションプラスに加入している方はサブスクのサービスに入っています。
気になった方はチェックしておくといいですよ。
そちらからプレイしてもよいと思います。