![](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/5135wgUXWgL._SL500_.jpg)
タイトル | Demon’s Souls |
対応機種 | PS5 |
ジャンル | アクション |
プレイ人数 | 1人(オンラインマルチプレイ有) |
発売日 | 2020年11月12日 |
CERO | CERO D(17歳以上対象) |
デモンズソウルPS5版をクリアしました。
クリアにかかった時間や、クリア後の評価レビューをしていきたいと思います。
初見評価ではユーザビリティの面で評価をやや落とした印象がありました。
(初見記事はこちら)
ですが、終わってみれば普通に満足できるゲームなのかなと感じています。
クリア時間とクリア時のステータス・ビルド
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/07/クリア時間とクリアレベル.jpg)
クリアにかかった時間は45時間でした。
クリア時のレベルは87レベル。
クリア時間に関しては、ボリュームがもう少しあると思っていたので、
自分の中では思ったより早く終わったという印象でした。
死にゲージャンルの中では短いほうだと思います。
レベルはクリア平均レベルがわかりませんが、
普通かちょっと高いくらいでしょうか?
クリア時のステータスとビルド
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/07/クリア時の装備.jpg)
クリア時のステータスは
- 体力24
- 知力18
- 頑強27
- 筋力20
- 技量18
- 魔力42
- 信仰11(初期値)
- 運7(初期値)
ステータスの振り直しはできないみたいなので、
最終的にこのような形になりました。
ビルドを一言で言うと魔法剣士ビルドですね。
プレイ初めのころは体力・筋力・頑強をあげて、
物理スタイルでやっていました。
中盤くらいから魔法が利く敵が多いことや、遠距離攻撃が有利な場面が多かったので、
魔法系に途中からシフトしていった感じです。
また、初見評価記事でも話しましたが、
殿堂の間で上位プレイヤーの装備やビルドを見ることができます。
見ていくとバランス的にステータスを振っている人も多く、
欠月のファルシオンを手に入れてから、魔力にかなり振るようになりました。
欠月のファルシオンは、殿堂の間でも装備している人が多かったですね。
魔法剣士におすすめ装備と魔法
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/07/乙女アストラエア.jpg)
魔法剣士で進めた私がこれは使えると思った装備を簡単ですが紹介します。
武器:欠月のファルシオン
これはかなり有用な武器だと思います。
装備中にMPが自動回復し、魔力に補正がかかるので、殴っても強いです。
武器種では曲剣で、攻撃モーションも早め。
扱いやすいと思います。
入手も比較的早めに入手でき、冒険の途中で見つけられると思うので、
みなさんも探してみてください。
武器:竜のロングソード
殿堂の間でも装備してる人が多いと感じた一本でした。
私も終盤に差し掛かる頃に冒険の途中入手することができ、
使ってみたら思った以上に火力があるので、最後まで使っていました。
どのステータスにも補正はかからないのに、これだけ強いのは便利です。
おそらく炎ダメージが結構入るのかと思います。
また初期装備からしばらくロングソードを使っていたので、
慣れてるせいもあって、すぐお気に入りになりました。
それまでは打刀・月の打刀と併用してる時期もありましたが、
最終的に紹介している2本に落ち着きました。
盾:カイトシールド
生まれを騎士にしていたため、初期から使っていました。
物理攻撃カット100%で受け値も高く、
魔法攻撃(30%)と炎(70%)のカット率もそれなりにあるのでおすすめです。
やや重量があるのが難点ですが、頑強ステにやや振れば問題なく使えると思います。
冒険の途中こちらの装備も手に入れることができるので、探してみてください。
魔法:ソウルの光
人形のデモンズソウルと交換で使えるソウルの光。
魔法メインの方は使ってるかたも多いと思います。
魔法の効果がある程度有効な敵ならば、
安定したダメージを出せるのが魅力です。
ソウルの光を手に入れる前なら、ソウルの矢でも活躍が見込めます。
魔法:火の玉
こちらは終盤からの入手にはなりますが、
ダメージも比較的高めでおすすめです。
竜のデモンズソウルと交換で使用できます。
炎が通る敵も多いので、なにかと重宝すると思います。
火の玉を手に入れる前は、火線で運用すると良いと思います。
魔法:避難
こちらは好みが分かれると思います。
個人的には便利で外せなかったですね。
使用すると楔の神殿に戻るだけなんですが、
チェックポイント(篝火)が少ない今作では、
重宝するのではないでしょうか?
ソウル稼ぎに出かけたときや、
冒険の途中で一度戻りたくなった時など活用できました。
また、私が道に迷いやすい部分もあり、
戻れないときなどにも役に立ちました。
ステージによってはあまり役に立たず、
一本道に近いところはあまり必要なかったです。。
指輪:しがみつく者の指輪
どこで入手したか忘れてしまったのですが、序盤から手に入ります。
ソウル体になっているときのデスペナルティによる体力の半減を軽減してくれる指輪です。
正直ソウル体の状態でいる時間のほうが圧倒的に多いと思うので、ほとんどつけてたと思います。
デスペナルティと表現しましたが、むしろソウル体でいることがメインです。
指輪:再生者の指輪
これはかならず手に入れてほしい一品です。
HPを少しづつ回復してくれる優れもの。
その回復量も少しですが、バカにできないくらい回復します。
回復が消耗品に頼らざる得ないので、消耗品の節約にもなります。
入手も比較的序盤から入手できるので、
手に入れたら一度は使ってみることをおすすめしたいです。
防具について
防具は重量を考え最大防御力がでるように装備していました。
重量が50%を超えると動きが鈍くなるので、
そこを超えないように装備を調節していました。
実際クリア時の装備でも49.1%の装備重量でした。
なので特にこれがおすすめというのはないのです。
騎士から始めた私が初期から装備していた、
フリューテッドシリーズがなかなか優秀なやつだったので、
それと組み合わせて使っていた感じです。
フリューテッドシリーズは説明にスタミナ回復が遅くなると書いてましたが、
初期に一式装備していた私の体感からすると、
気になるほど変化は感じられなかったので、気にせず防御力優先にして装備していました。
ストーリーについて
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/07/古き獣.jpg)
ストーリーは正直にいうとよくわからなかったです。
特に後半なぜこうなったのか不明でした。
わたしの理解力不足です。
語るほど理解していないのですが、
ソウルを食い荒らして、世界を破滅させた獣をどうにかしないといけない。
こんな流れだったと思ったのですが、
最後のエンディングをみて、あっさり終わったということしか残ってませんでした。
ストーリーはソウル系全般難しいと思います。
ボスの難易度ついて
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/07/老王オーラント.jpg)
デモンズソウルのボスは、私個人としては簡単だと思いました。
一部のボスを除いて、どのボスも片手の指で数えるほどしか再戦してないと思います。
道中のチェックポイントがないので、難易度的にはこれでよかったのかとも考えられます。
個人的にはボスにやりごたえがあったほうが好みではあるので、
正直残念だった気持ちもあります。
特に各ステージの最後のボスはどれも簡単でした。
竜の王だけ特殊な戦闘で何度か死にましたが、
他はどれも下から数えるほうが早いくらい弱いです。
苦戦したボスは2体のみ
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/07/炎に潜むもの-1.jpg)
そのなかでも苦戦したボスは
- 炎に潜むもの
- 老王オーラント
この2体のみです。
どちらも正統派な攻撃で、予備モーションを掴めば、
それほど難しい相手ではないと思います。
炎に潜むものは当初ステータスがあまり育っていない段階だったこと、
ワンパンで死んでいたこともあって一番苦戦した気がします。
そして物理攻撃があまり有効的ではなかったと思います。
ちょうど魔法にシフトしようかと考えたあたりで出会ったボスだったので、
魔法型にシフトを決めたボスでもありましたね。
老王オーラントはラスボスだけあってHPが他より高かったと思います。
自分のミスから死んでいたという感じです。
気になったところ
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/07/黄衣の翁-1.jpg)
デモンズソウルをクリアして最後まで気になったところを
書いていきたいと思います。
全体的なバランスが悪い
ステージの難易度とボスの難易度から、武器や防具、
それらの説明(どんな特殊能力がついているかなど)、
ステータスの振り直しができない。
細かい部分なので上げると多いのですが、
簡単にいうと全体的なバランスが悪い気がします。
ひとつひとつみれば小さいことだったり、些細な部分ではあると思います。
ですが、それらが積み重なって感じるところではあるので、
やはりバランスが悪いのだという表現しかない気がします。
このあたりは初期段階のゲームだということです。
後に続くシリーズ(ダークソウルなど)では感じないことから、
デモンズソウルがなければ、それから続くシリーズの完成度も上がらないと思いますし、
評価としては微妙なところです。
ただデモンズソウル単体で見れば、
プレイ全体のバランスが整っていないため、そのあたりが評価を下げたと言えます。
やはりチェックポイントがないのがめんどくさい
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/07/細い道で死にまくる-1.jpg)
画像はラスボスのステージの一部ですが、
このあたりで死んだ回数のほうが、ボスで倒された回数よりも多い気がします。
これは一例で載せた場所ですが、各ステージ同じような感じです。
いちいち相手するのがめんどくさくて、
にげたり突っ込んだりして死んでました。
やはりボス前だけでもチェックポイントはほしかったと感じます。
序盤~中盤が一番きつい
デモンズソウルをクリアまでプレイして感じたのは、
序盤~中盤が圧倒的に難易度が高いです。
終盤はボスも弱いです。
また、各エリアの砦のボスに関しては
ボスまでの道中がない、もしくは短いです。
序盤から中盤にかけての、ボスで死んでスタートからやり直しがないので、
チェックポイントがないのも気にならなくなります。
他にいえるのは、装備やステが育つので楽になるという部分もあると思います。
魔法の種類がすくない
魔法型にシフトしてから感じたことですが、魔法の種類が少ないです。
純魔(魔法のみビルド)などで進めた場合、
種類が少ないので、みんなが使う魔法はおのずと決まってくると思います。
すべて使ったわけではないですが、
迷うほどの種類がないという感じです。
傾向は最後まで不明
初見記事でも触れましたが、傾向というシステムは最後まで不明でした。
私の個人意見では、不明でも問題がないというシステムということになります。
仮にこれが重要・面白い部分だったとしても、
プレイ内で理解されないシステムはどうかと思います。
これはもったいない気がします。
マルチプレイが活かせない
初見評価でも書いたのですが、マルチプレイがほぼできません。
そもそも、あんまりつながらないです。
たとえつながっても他のプレイヤーが急に抜けたりします。
これは回線が不安定なのか、プレイヤーが少ないのか原因は不明です。
私がやった限りでは、ほとんどプレイにならなかったのが大半でした。
まとめ
![](https://tamamon.blog/wp-content/uploads/2023/07/フォトモード楔の神殿.jpg)
デモンズソウルのクリア後レビュー評価をしました。
ソウルシリーズの原作だけあり、
当初から出来上がっていたシステムは素晴らしいという反面、
やはりバランスなどの粗さが目立つ作品かなと思います。
後に続く、エルデンリングなどが出来がよいから気づけた部分ともいえると思います。
今回紹介したデモンズソウルは、
死にゲー初心者やあまり慣れていないかたには、
私はおすすめできません。
しかし、慣れてきたかたや死にゲーをそれなりにやってきたならば、
バランスの悪さに気づきながらも、
なんだかんだで、満足が行くくらいの面白さはあります。
そのあたりを加味したうえでプレイすると良いのかなと感じました。