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マーセナリーズラメント評価|初見プレイでの感想とゲーム紹介

タイトルマーセナリーズラメント 銀狼と巫女を廻る七つ星
対応機種switch/PS4/PS5
ジャンルタクティカルシミュレーションRPG
プレイ人数1人
発売日2023年2月9日(switch版)4月19日(PS4・PS5版)
CEROCERO B(12歳以上)

こんな人におすすめ

  • お手頃なタクティカルシミュレーションRPGを探し当ている人
  • キャラクターやアニメ風の絵が好きな人
  • タクティカルシミュレーションRPGを始めたばかりの人

マーセナリーズシリーズを初プレイし、
今回『マーセナリーズラメント 銀狼と巫女を廻る七つ星』を
約15時間ほど経過した時点での初見プレイ評価をしたいと思います。

初めに簡単な評価をさせていただくと、
タクティクス系のSRPGに少し慣れてきた方や、
初めてプレイする人でも比較的遊びやす
作品だと感じました。

一部親切ではないところがみられるものの、それでも十分に遊べる内容だと思います。

理由は下記で詳しく書いていこうと思いますが、
難易度やシステム面がシンプルだと感じたためです。

もちろん上級者や慣れている方でも十分楽しめるものとなっています。

なので心者から上級者まで幅広いプレイヤーに楽しんでもらえる作品なのではないかと思います。

また、タクティクス系ジャンルが好きな私にとって、
特に初心者さんに好きになってもらいたいという気持ちを込めて、
おすすめしたい作品となっています。

また近年私がプレイした中で同ジャンルのクロステイルズも初心者向けではないかなと感じたので、
もし、気になった方はこちらに初見プレイ記事があるので合わせて見ていただけるとうれしいです。

注意点

私の調べではパッケージ版は存在しません。
ダウンロードのみでのプレイになります。

もし、ゲームを楽しむにあたりダウンロード版で不都合である方は楽しめないと思います。

ストーリー評価と簡単な紹介

ストーリーはシンプルでわかりやすいです。
序盤の文量も多すぎず、ちょっと読んでいればすぐにつかむことができると思います。

凝ったストーリーを求める方には合わないかもしれませんが、
難しくてわからないよりは、シンプルで良いと思います。

簡単なストーリー

ちょっと簡単なストーリーを説明します。

マーセナリーズラメントのストーリーはコロデア病と呼ばれる病が世界を蔓延します。
簡単に言うとパンデミック状態ですね。

このコロデア病という病は、よくあるゾンビものなのですが、
病にかかると人がゾンビになってしまい、
そのゾンビなった人に嚙まれた者も同じくしてコロデア病を発症し、
ゾンビ化してしまうものでした。

そんな混沌とした世界で、銀狼傭兵団の団長である主人公のヨハンが、
仲間と共に、村やゾンビに襲われる人々を助けたり、時には魔物退治をしていきます。

その銀狼傭兵団での活動の中、ヨハンは突如現れた死神に余命を宣告されます。
おまえは100日後に必ず死ぬと。

リクガメ

同じようなワニ(同種)を思い出しちまったぜ

そう告げられながらも運命に負けじと日々戦う主人公の前に、巫女アマーリエと出会います。
アマーリエはコロデア病を治すことができる不思議な能力を持っていました。

このアマーリエの能力を使い人々を救う旅を続けながら、
自分に迫る死という運命と戦っていくストーリーです。

分岐要素

ストーリーには分岐要素もあるようです。

どれくらいの分岐があるのかわかりませんが、タクティクス系のゲームによくある分岐があるのは
いいポイントです。

周回やイベント回収などがあることがここからもうかがえます。

難易度

難易度はEASY~HARD+MANIACの4段階です。
MANIACはベリーハードだと考えて問題ないです。

私はノーマルでプレイしていますが、比較的やさしいです。
タクティクス系のゲームに慣れている方はHARDモードでも十分遊べると思います。

難易度に関わるキャラクターロストがなかったり、
戦闘不能から撤退までがノーマルでは5ターンあるので優しいです。

ただし、この手のゲームでよくある一定ターンまでの巻き戻し機能は存在しないようなので、
操作ミスや、やり直しはできないところは注意が必要です。

システム的な話にはなりますが、今作にはヘイトの概念があり、
敵が1人を集中攻撃する傾向にあります。

なので、仲間キャラは戦闘不能になりやすいです。

逆手を取ってタンクをしたいところですが、
タンクがあんまり強くならない気がします。

グラフィックやBGMなど

グラフィック・BGMともに特筆ところはないですが、問題ないクオリティとなっています。

贅沢をいうなれば、全体的な質の向上として、
呪文のエフェクトや効果・攻撃パターンなどの演出、
それらにかかわる効果音など、欲しかったとは思います。

ですが、フルプライスではないので求めすぎな気も正直します。

デザイン面では、ファンタジー系が好きな人やキャラクターが好きな人にとっては好印象かと思います。

キャラクターボイスがあるわけではないですが、
キャラクターの特徴も文面のみでも伝わると感じました。

ゲームプレイとシステム

ゲームシステムはよくあるタクティクス系のものが用意されています。

ですが、フルプライスではないせいか、粗さを感じたところも多々ありました
細かいところが多いですが、それらについては項目ごとに触れていきたいと思います。

また、全体的な操作性が個人的には少し悪いきがします

感覚的な部分で説明すると難しい部分もあるのですが、
戦闘画面などで、今の画面が移動を選択する画面なのか、移動が終わっている状態なのかわからなくなったり、
相手のステータスを見たいけどシンプルに見れなかったりします。

ちょっとかゆいところに手が届いていない印象がありました。
ですが、支障をきたすレベルでもないので、私が慣れてないだけかもしれません。

チュートリアル

序盤チュートリアルがあり、基本的なシステムをに操作をしながら覚えることができます。

タクティクス系のゲームに慣れた方ならば、そこまでの説明はいらないくらいの内容かと思いますが、
初めてだったり慣れてないかたもプレイするので、説明があるのはいいポイントだと感じます。

また用語やチュートリアルの見返しとしてオプションのヘルプがあるので、
これで調べることができます。

ついでですが、初心者には最初とっつきにくい英語表記でのステータス表記を日本語に変換できます。

私も初めはDEXとかVITなどの英語表記は全くわかってませんでした。

最初は慣れるためにも日本語表記のほうが頭に入ってくると思います。
こういう親切な設定があるのはうれしいところです。

それ以外の細かな設定もここから可能なので、一度見ておくといいと思います。
自分にとって、なるべく快適なプレイ設定を選びましょう。

バックアタックが優秀

全体的にバックアタックが優遇されている気がします。

特に命中率とダメージがあきらかに違います。
逆に言えば、プレイヤーは敵に背後をとられないようにする必要があります。

このあたりの味方の動かしかたなどを考えたりするのも、
タクティクスSRPGの魅力・良さではあるのでいいところかなと思っています。

高さの補正・遮蔽物や地形効果がない

あれば難しくなる要素ですが、高さや地形によるボーナスや変化、遮蔽物の概念がないです。
高さはもしかしたら一部関係あるかもしれません。

私個人としてはほしかった要素ですが、
シンプルに楽しむためにはこれでも良いかなと思っています。

なので、射程距離がある武器は壁越しでも狙えます。
ちなみに魔法も同じような扱いです。

あとちょっと不明なところはあるのですが、あまりにも高い場所には攻撃できなかったりします
ただ、スキルや武器ごとに設定はあるようですが、
それらがどこまでできるのか、ちょっとわからなかったです。

私が見つけられないだけかもしれませんが、
地形にh(ハイト)の表記などはあるので、
有効射程範囲高低差±などの表記がどこかにあったらすみません。

そうはいってもそこまで高さを気にするステージ(地形)がありません
※一部城壁の上にいる敵などで困るくらいです。

降臨システム

マーセナリーズラメントの醍醐味の1つである降臨システムがあります。

右上のバーが溜まると任意のユニットを降臨状態にできます。
降臨状態になると4ターンパワーアップ状態となります。

パワーアップ状態はだいたい以下の状態になります。

  • 必殺技が使用できる(使用後、降臨状態が解除)
  • 味方と挟み撃ちすると追撃する
  • 能力がアップする
  • 降臨状態でHPが0になる攻撃を受けたときHP1で踏みとどまる(降臨状態は解除)

この降臨の使うタイミングや必殺技の使いどころが戦局を変えたりします。

ユニットにも特徴があるので、いつどのキャラを降臨させ必殺技を使うのがポイントです。

また、右上のゲージが溜まらなければ使用することができません。
※アマーリエが居ない場合もつかえません

降臨状態が有利なため、
ゲージを早くためることも大切になってきます。

宝箱とフィールドアイテム

戦闘マップではキラキラしたパターンのアイテムと宝箱型のアイテムがあります。

キラキラしたマスに止まって調べたり、宝箱の場合は隣接するマスに止まって調べると入手できます。

中身は宝箱のアイテムのほうがよいものな気がします。
ただ、ストーリー戦闘は一度切りみたいなので、全部入手しておきたくなります。

育成要素は比較的シンプル

育成要素は多く用意されているなかで、
私が特に残念と感じたのが、キャラクターでクラス(ジョブ)が決まっていることです。

モブキャラもいないので、自由に育てるキャラクターがいません。

育成方針を考える必要がないので、楽ではあります

細かいところは下記で触れていきます。

スキル

スキルはスキルポイントを使用して取得していきます。

ツリー式とかではなく、クラスで覚えられるスキルが用意されて、
そこから覚える・スキルレベルを上げていくシステムです。

贅沢をいうなれば、もう少しスキルの種類が欲しかったかなと思います。

パッシブスキル含めて5、6個なので若干少ないと感じます。

クラスチェンジしても覚えたスキルは使用できます
(武器依存で一部武器変更などで使えない場合を除いて)

また、異なるクラスからでも一度ついたクラスのスキルの習得、スキルレベルアップもできます。

通常のスキルに加えてクラスごとにリーダースキルが存在します。
部隊編成で1人選択することができ、クラス固有のスキルを発動することができます。

リーダースキルは変更や強化はできません。
部隊ごとに戦況や戦術にあったリーダーを選出しましょう。

スキルの振り直しとショップ

私は一度も使っていませんが、スキルの振り直しができます
間違ってあまり使用しないスキルばかりレベルを上げてしまった時などには使えます。

SP振り直し珠は店売りしており、やや高めの2000Gです。

どちらかというとお金がシビアなゲーム性なので、
SPよりもお金を大事にしたほうがいい気がします。
合成で結構お金が必要です。

クラス

クラスはキャラクターごとに用意されおり、ツリー式になっています。
1キャラで6種類のクラスがあるようです。

最初はレベル10から中級職にクラスチェンジすることができます。

キャラクターごとにクラスが固定なのが残念ですが、
ある程度役割が決まっているので、長所をのばすといいと思います。
例えば回復役は回復系特化など

ツリー式ではありますが、レベルが一定量あがると戻って選ばなかったほうのクラスにもクラスチェンジできます
最初はあまり悩まずに、どちらを選んでも問題ありません。

最終的にはどっちのクラスにも進むことができます。

細かいことですが、クラスチェンジした際に装備を選びなおすのがめんどくさいです。
装備がクラスチェンジ後も使えるのであれば、引き継いでほしかったと思います。

宝玉とアクセサリー

ストーリーにも関わりそうな宝玉システム。
まだわからない部分もありますが、この宝玉が運命の死を分かつ重要なアイテムのようです。

これらをどう集めていくのがが、ストーリーの分岐などにもかかわっていく気がします。

また、この宝玉はアクセサリーとして装備することもできます

レベル上げとフリーバトル

フリーバトルが用意されています。
主にレベル上げや金策などはこのフリーバトルになります。

ですが、このリーバトルは敵と配置が固定なので、ちょっとつまらないです。

このあたりをランダムやレアモンスターなど、ゲリラ的要素があると面白みがあったと思います。

AIでのオート戦闘

システム的なところでもありますが、AIでの戦闘ができます。

AIの行動傾向も選べる種類が多く、立ち回りが選べます。
ですが、全体的にAIはイマイチです。いい動きとは言えません。

仲間との連携はあまり考えられていなかったり、範囲魔法の使い方が下手だったりします。
あとは敵にかなり突っ込みます。

あまり実力差がない戦闘は普通に負けます

余裕で勝てるフリーバトルを回す程度には使用できるので、
それらで活用するといいでしょう。

装備合成と魔法具

マーセナリーズラメントには装備の合成があります。
この成は自由度も高く面白いです。

合成自体はよくあるシステムですが、魔法具と呼ばれる特殊なアビリティがついている装備品があります。

それらを戦闘で入手したり、店でランダムで売っているのを購入してそれぞれの装備に付与することができます。
同じアビリティ同士を合成してランクアップしたアビリティにしたりすることができます。

ただし、この合成は結構金がかかります
あと、キャラクターが装備している装備品が選べないので、一度外す手間があります。

このあたりをもっと快適にしてくれると良かったかなと感じます。

パズルピースと装備のセットボーナス

フィールドの宝箱やボスなどから『パズルピース』というアイテムを入手できます。

このパズルピースを消費して、店でレア装備と交換できます。
どの装備がいいかわかりませんが、それなりの性能のものが並んでいます。

あまり数がないようなので、じっくり選んで交換したいですね。

また、装備の組み合わせにセットボーナスがあるみたいですが、
どの組み合わせで何が発動するのかわかりにくいので選びずらいです。

汎用装備でもセットボーナスはあります。

まとめ

マーセナリーズラメントの初見プレイ評価をさせていただきました。

フルプライスの同系統のゲームと比べるとやはり粗さや親切さが足りないのは否めませんが、
全体的なシステムだったり、デザイン、ストーリーなどの中核となる骨の部分はよくできているゲームだと思います。

また値段を考えると私個人としては満足なゲームです。

お手頃なタクティクス系SRPGを探している人なんかにはピッタリだと思います。
気になった方はダウンロードして遊んでみてください。

最後にはなりますが、後日クリアしたクリア後評価もしています。
(記事はこちら

初見記事の印象と大きく変わったわけではないですが、
クリア後の感想と改めて触れたい内容に絞って書きました。

合わせてみてくれると嬉しいです♪

それではみなさま良きゲームライフを(/・ω・)/


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